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ウランガラスの超入門最低限基礎講座....。

ちょっと、思うところがあり、ウランガラスを少々.....。って言うほど持ってないけど。
(^^;)


たまに骨董店や市、オクなどでウランガラスだと言って売っている、
古い無色透明な瓶がありますが....。
あくまで本来は発色の為に意図して、ウランは使われていたようです。
なので無色透明はおかしい。


暗い場所でブラックライト(紫外線ライト)を当てると
美しい黄緑色に輝くのが最大の特徴ですが、
「ぼや~~っ......。」と緑色が暗く光ってるのは違うと思ってください。

古いガラスは品質管理がよく言えばおおらか、悪く言えばずさんな時代であるため、
ウランガラスを溶かして別の瓶に再生したり、他の原料と混入したりで、
わずかなウランが勝手に含まれるものは普通にあったようです。
また緑色の蛍光でも、この「ぼや~....。」系は、ウランによるものとは限らず、
別の混入物で光っている場合もあり、識別は難しいとも聞きます。

たとえばこのインク瓶。
基本的に無色のはずですが、自然光下でもわずかに緑色が入って見えます。
けっこうウランが混入してるんじゃないかと思い、ブラックライトをあててみると......。
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「ぼやああ~.....。」
 これはウランは僅かに混入しているかもしれませんが、ウランガラスとは言いません。
しかし管理のずさんだった古いガラスの証拠みたいなものなので、
これはこれで嬉しかったりします。
なぜか青っぽく光ったり赤っぽく光ったりと色んな色に光る物もありますが、
これも別の混入物と思われ、ウランとは関係ないようです。
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この瓶が青く光って見える部分はブラックライトが出す青色の可視光が反射しているためです。
中から発光しているわけではありません。
なるべくならブラックライトはこの可視光が少ないものを選びましょう。
(ちなみにこれは篠崎インクのチャムピオンインキと思われます)


ウランガラスは日本では明治時代にはすでに製造が始まっていて、
大正から昭和の初めにかけて盛んに作られていたようです。
日本で特によく目にするのは緑色の美しいウランガラス。欧米では黄色が多いようです。
なお、欧米ではウ”ァセリングラスと呼ばれるようです。
ウランガラスに混ぜるものによって青色、物によってはオレンジ、
ピンクなどもあるらしいですが、
そこまで行くとお目にかかることはなかなか無いですねぇ。




これは拾った割れたグラス。ブラックライトをあてると.....。
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「ビカッ!」
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捨てられない.....。



前にも紹介した割れたクリーム瓶。
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「ピカカッッ!!」
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やっぱり捨てられない.....。(ーー;)




こちら、何にも特徴のない石蹴り。しかも豆蹴りとの中間サイズのような中途半端さ.....。
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透かして見ても、キズやくもりやニュウで、あまりきれいじゃない....。
青色の混入はいいんだけど......。
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しかーーーーーーーしっ!!


「ドカッ!」
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きれえ......。😍
しかし、これは自然光下では無色に近いのに不思議ですねぇ。
こんだけ光ればウランガラスと言って差し支えないとは思いますが......。



この花瓶は寸胴デザインであまり好きじゃないんだけど、安かったので買ってしまったやつ。
店主はウランガラスを知らなかったが、光りそうだったのでダメもとで買ってみたら.....。
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「パカッ!!」
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こちらはよくみかけますね! 氷コップだし、ウランだし.....。
なのにだいたいどこでもお求めやすい価格で売ってる。
玉数が多いのと、ちょっとシンプルすぎるからかな?
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「ドンッ!!!!」
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いやーーっ!でもよく光ってくれます。

ウランガラスは本来こういった光り方をしなければ
ウランガラスとは普通は言えません。


でもやっぱりわたしゃ、こっちの........。

「ぼやあああ~....」が好きですねぇ。
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なお、ウランガラスの放射線量は、自然下での放射線量を考えてみても何の問題も無いそうです。
だいたい人体やテレビやパソコンも放射線出してるらしいし....。
(液晶のパソコンは放射線出してないらしい)


というわけで、ウランガラスの超入門最低限の基礎講座でした。

m(_ _)m



Commented at 2018-02-07 01:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Tomo at 2018-02-07 18:16 x
あ、成程!可視光!
って事は私のブラックライトは長波だから写真が真っ青になっちゃうんですね!
元々は鉱物用に長波が必要で買ったので気付かなかった(笑)

ヤフオクでは最近多いですね、中にはブラックライトの青い反射をウランと書いている出品まで(*_*;
検索の邪魔になるので困ったものです。
古くて「ぼや~~っ......。」と緑色が暗く光っているのもウランとは限らないとか何とか。
その辺り(重金属?)の見分けは難しいので古さの目安程度に考えるのが良いんでしょうね。

石蹴りキレイですね~(〃∇〃)
国産の物が1個くらい欲しいと長く探していますが気に入る物が予算内で見付からずにいます。
ああウランガラス枠の時計が欲しい!
こちらの記事でまた欲しさのテンションが上って来たので探してみなければ。

そうだ、折角のご縁ですのでリンクを貼らせて頂いても良いでしょうか?
よろしくお願い致します(*´ω`*)
Commented by letoroathume at 2018-02-07 19:43
ウランガラスのコップ、凄いですね!
私には手が出せない値段のものしか見てませんから、羨ましいです!
豆知識ですが、ブラックライトを当ててオレンジ色に輝くものはマンガンの反応で、ウランガラスではないんです
青色は分かりませんでした…

どうも検索してるとウランガラスは夜明けに外に出すと光るみたいですね
ブラックライトが無かった時代の楽しみ方で、こちらが本物の楽しみ方なんですね~
手持ちにJM POMADEというかなりウランチックな色の蓋?があるので、早い所確認したいです
Commented by hiroibito at 2018-02-07 20:13
>鍵コメ様
ありがとうございます。詳細はそちらのブログに書いときます。
Commented by hiroibito at 2018-02-07 20:48
> Tomoさん
川で拾った緑色がかったガラスの時計枠があります。(ニュウが入ってて、そこにしみ込んだ汚れが落ちないけど)
ウランかと思って持ち帰ったけど、光りませんでした....。甘くないです。(そのうち捨てると思います)
ブラックライトは難しいですね。ウランガラスに最適な波長に近いのを買ったつもりだったんですが、可視光の青が邪魔してしまい、ボヤ~っと光るようなガラスは非常に見えにくい...。ホントのウランガラスにはズバッと反応しますが....。
最初に買ったちっちゃい100均で売ってそうなデザインのやつが、一番可視光が出ませんでした。さすがにすぐ壊れたけど....。
蛍光灯タイプは意外に暗いの買ってしまったし、三番目に買ったのも光量が安定せずだめだったし、今のは四つめで作りは良さそうですが、御覧の通り青色可視光出まくりだし....。

リンクもちろんOKですよーっ!
あ、こっちも勝手に貼っちゃいました。なかなか貼れずに苦労したけど。←やっぱりPC音痴....。
Commented by hiroibito at 2018-02-07 21:29
> letoroathumeさん
ブラックライトを当てて黄緑に強く輝かないと、ウランガラスとは呼べないと思います。
ただ、ウランガラスの原料に色んなものを入れることで、ある程度色んな色のウランガラスは作れるようですね。(光った色がオレンジなのは絶対違いますね)
ちなみにオレンジのウランガラスは酸化セレンを加えて作っていたようです。

本来の楽しみ方は朝だけでなく夕方の自然光もOKです。ただ、夕方は空気が汚れているのが貯まっているので夜明け前の澄んだ時間帯の方がいいみたいですね。
ただ、ウランの蛍光はカットされた面から出るらしいので、カットガラスでなくてプレスガラスだと、結局暗い場所でブラックライトを当ててみないとわかりづらいようですね。
Commented at 2018-02-11 11:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hiroibito at 2018-02-11 20:32
> 鍵コメ様
ご連絡ありがとうございます。お手数おかけしています。
メールを送らせていただきましたので、是非ともお願いいたします。
では。
Commented by 惑星 at 2018-02-12 18:10 x
ぼやああ~と反応するだけでも私は嬉しかったですねwこの記事を読むまでは…

画像からは完品に見える石蹴りの「ドカッ!」と具合を見たらもう、ぼやああ~じゃ満足できなくなってきましたw今年こそウランガラスの完品見つけたい!
Commented by hiroibito at 2018-02-12 22:11
> 惑星さん
あらら、ごめんなさい。(^^;ゞ
でもやっぱり「ぼやああ~....。」と光る古いガラスも嬉しいものです。

「ドカッ!」と光るウランガラスは、石蹴りやクリーム瓶のような素朴な物は好きなんですが、どうも私の趣味に合わないことがわかってきました....。
それよりやっぱり、普通は捨てられる運命の薬瓶とかのほうが圧倒的に好きですねぇ。
by hiroibito | 2018-02-06 23:50 | Comments(10)